就活は企業と求職者のマッチングです。
そこに難易度という概念は本来存在しないはずなので、就職偏差値というのは無意味なものです
が、就職偏差値は非常に「役に立ち」ます。
所謂就職偏差値というのはレートに近いものだと感じています。
「対戦相手」の学力・知力の指標としてです。
レートはその人の強さを限りなく明確に表すものではありません。
マッチングの運や上振れ下振れ等にもよります。
しかし、マッチングした段階で相手のレートを見て、おおよその強さを把握するのに用います。
それと同じく、就職偏差値は応募後の選考を受ける前段階でライバルがどの程度の学歴層か≒どの程度の学力がボリュームゾーンの相手と対戦になるのかを把握できます。
グループワーク等、周囲の能力を把握して立ち回りに反映させることが必要な場面は少なくなくありません。
そして、就活を通じて就職偏差値はこの「力のボリュームゾーンの指標」としてはかなり精度が高いと感じました。
最後に繰り返しですが、就職偏差値は見栄や企業選びの指標としては絶対に使わないほうがいいです。